「アイデア」と「企画」
仕事でよく使う言葉ですが、使い分けはできていますか?
アイデアは企画の素になるもので、アイデア→企画になります。
この2つの要素について理解できると、アイデアを発想したり企画として組み立てやすくなります。
今回はアイデアと企画の違いについてご紹介します。
まずは辞書によるそれぞれの定義を見てみましょう。
アイデア(idea)
思いつき。新奇な工夫。着想。
大辞泉
きかく【企画/企劃】
ある事を行うために計画をたてること。
また、その計画。くわだて。大辞泉
アイデアは思いつき。
企画は実行するための計画なんですね。
アイデアは、思いつきや着想
アイデアは思いつきや着想です。
ところが、何もないところからアイデアは湧いてきません。
(ご参考:アイデアをひらめきに頼ってはいけない理由とは?)
アイデアは普段頭にインプットしている情報の中から生まれてきます。
またアイデアを思いついただけでは、頭で考えているだけで実現までたどり着きません。
アイデアを「企画」にすることで、実現に繋がるのです。
企画は、実現するための計画
アイデアを実現するための計画を考えることが企画です。
良い企画につくり上げるポイントは、アイデアの段階で素材をできるだけたくさん出しておくことです。
シンプルで分かりやすい企画を作る時こそ、多くのアイデア出しが重要となります。
たくさん出したアイデアを組み合わせたり絞り込んだり、また思考を広げて再度考えてみて、また絞り込む…という手順を繰り返すとまとまってきます。
どうやって企画にするか?
アイデアを実現できる形に組み立てていくと企画になります。
企画にしていくポイントは、「必要性」を考えることです。
アイデアの必要性を確認していく作業を重ねることで、企画が出来上がっていきます。
アイデアは躊躇なくたくさん出すためにも自分視点で我がままに発想して良いのですが、
企画に関しては、自分以外の人にどう伝え、どうやってそれを実現するかが明確になっていると精度の高い企画となります。
自分中心でなく、世の中の役に立つ要素や必要性を加えていくことが良い企画づくりのポイントですね。
いかがでしたか?
今回は「アイデアと企画の違い」についてご紹介しました。
これで実現力と説得力のある企画をつくることができそうですね☺
ぜひ参考にしてみてください。