前回は「お客様を絞り込んで考えることの大切さ」についてお伝えして参りました。
今回は、そもそもペルソナとは何なのか?その定義について進めて参ります。
ターゲット → ペルソナ
ターゲットという言葉はご存知でしょうか。マーケティング用語で「お客様」のことですね。
たとえば「30代・女性・主婦」の様に、どんなお客様に対する商品やサービスなのか考える場面でよく使われている言葉ですね。ご存知の方も多いと思います。
このターゲットをさらに絞り込んだものを「ペルソナ」と言います。
ここで「絞り込む」というのは、1人の人物にまで絞り込むということです。
元はラテン語
ペルソナとは、元は舞台上で役者さんがつける仮面を意味するラテン語でした。
英語personの語源になったと言われています。
では、辞書の定義も見てみましょう。
ペルソナ(〈ラテン〉persona)
<中略>
商品開発の際に設定する架空の人格。名前・年齢・性別・趣味・住所などから始め、細部に至る人物像を作りだし、その人格に感情移入することで、ユーザビリティーに優れた製品・商品の開発に結びつける。
出典 小学館デジタル大辞泉について
ペルソナとは、「商品開発の際に設定する架空の人格」とありますね。
名前、年齢、性別、趣味など詳細に設定して人物像を作り出し、具体的にイメージすることで、商品開発などの企画の面で役立つのですね。
いかがでしたか?
今回は「そもそもペルソナとは?」ということで、ペルソナの定義についてお伝えしてきました。
沢山のお客様に来店していただきたいですし、多様なお客様に購入していただきたいですが、一旦はお客様を絞り込んで考えてみて、自店の本来の理想のお客様像を考えてみることはとても大切なことです。
ぜひ参考にしてみてください。