創業に対する想いをしっかり固めることが大切であること、そしてそれらをまとめるための質問を「創業のココロ」にてお伝えしました。創業に対する想いを書き出すことはできましたか?
創業の想いが固まったところで、次は具体的にどんなことをコンセプトの要素として洗い出していけばよいのか。
今回は「まず決めるべきコンセプト3つの要素」についてお伝えしていきます。

 

コンセプトの要素① 「誰に」

お客様 
お客様は誰なのか?ここをしっかり掘り下げ徹底的に考えていくことが大切です。
性別や年齢、職業、趣味、性格など具体的にイメージしましょう。

場所 
どんな地域でお店をやっていきますか?その地域の雰囲気や人通りはどうでしょうか。
具体的な地名についても考えましょう。

 

コンセプトの要素② 「何を」

商品
小売店の場合は、具体的なアイテム、テイストはどんな感じでしょうか。
飲食店の場合は、どんなメニューを展開していきますか?

サービス
提供したいサービスや特典はありますか?
どんな接客をしていきたいですか?

お店のデザイン
看板、ファサード(外観)、お店のテイスト、テーマカラー、インテリアのイメージはありますか?
参考にしている国、映画などのイメージもあれば書き出しておきましょう。

 

コンセプトの要素③ 「どのように」

イベント
季節や記念日などで仕掛けたいイベントはありますか?
イメージしているお客様はどんなイベントを喜んでくれそうですか?

マスコミ取材
新聞、雑誌、TV、ラジオ…どんな媒体にどんな記事として掲載されたいですか?
どんなイメージを発信していきたいですか?

ラッピング
ラッピングが必要なお店の場合、どんなラッピングにしますか?
包装資材はどんなものを使用しますか?
素材にこだわりはありますか?

いかがでしたか?
まずは「お客様は誰なのか?」具体的にイメージすることが大切です。次に、そのお客様に喜んでいただくためにはどんな商品・サービスを提供していく必要があるのか、固めていきましょう。さらに喜んでいただくために、どのようなことをしていくか?これらを掘り下げていくことで明確になっていきます。
今回は「まず決めるべきコンセプト3つの要素」として、
 1.誰に
 2.何を
 3.どのように
この3つを挙げました。この3つはあいまいにせず、しっかりと決めておきましょう。

ぜひ参考にしてみてください。