日本マクドナルドは、4月14日よりビッグマックの大規模販促キャンペーンを始めます。
ビッグマックがアメリカで誕生して50周年を記念したもので、限定バーガーや有名ブランドとのコラボレーション商品を発売します。
日本初の限定バーガーが18日から5月上旬まで期間限定で販売。「ビッグマックベーコン」450円と、「ビッグマックBLT」490円の2品です。
コラボ商品では、ファーストリテイリング「ユニクロ」とのコラボ「クーポンTシャツ」(1,500円)を4月23日より発売します。全国のユニクロ店舗、ユニクロ公式オンラインストアにて販売され、マクドナルド店舗に着ていくと、ビッグマックのセットが100円お得になります。
さらにビッグマック柄の腕時計「Gショック」(カシオ計算機)も限定で販売されます。他にも顧客参加型のキャンペーンが実施されます。
日本マクドナルドは、2014年に中国工場で期限切れ鶏肉を使用したとされる問題で、店舗の大量閉鎖など追い込まれました。
その後は「グラン」シリーズなどメニューを刷新したり、店舗改装によりクリーンで快適な店づくりを進め、顧客の満足度を向上。今年3月まで28ヶ月連続で既存店舗の売上は前年同月比を上回っています。一時はピーク時から1,000店舗が減り現在は約2,900店舗となっていますが、2018年12月には10年ぶりに純増する見込みです。
[参考記事:2018/04/13 日経MJ]
一時はチキンマックナゲットの鶏肉期限切れ問題により、どうなることかと思われたマクドナルドですが、見事に復活しました。しかもわずか3年ほどで!です。この問題以降、マクドナルドは原材料の調達先の見直し、加工国や原産国の公開など、食の安全・安心に対する信頼回復に向けた施策を中心に取り組んできました。真摯に商品・サービスの提供をしていくのは企業としての責務ですが、加えて顧客ニーズの変化を読み取り、メディアにも多く取り上げられイメージUPを図ってきた成果が出てきたようですね。